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Ken Bukohの2013年の言葉は、

【剛毅果断】
ごうきかだん

意味は、
しっかりした強い意志を持ち、
物事にひるまず思い切って事を行うさま。
自らの信念に従って大胆に事を決すること。
不屈の意思で思い切りがよく、決断力に富んでいるさま。
「剛毅」は、意思が強固で不屈であるという意。
「果断」は、思い切って事を行う潔い決断力の意。

目指す場所は変わりませんが、
これまで歩んできた人生の道から
これから歩む人生の道を、
今年から大きく変えるため
剛毅果断の精神で邁進します。

今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 

2013年元旦 Ken Bukoh
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植物が成長しやすい環境があります。
それは、以下の要素が充実したときです。
・土の固さ
・土の中の水分の保有率
・土の中の空気の量
・PH(酸性かアルカリ性)

総合的な判断で、植物によい条件をつくりだします。
でも、植物も人間と同じで
暑い場所を好む植物、
寒い場所を好む植物、
堅い場所を好む植物、
柔らかい樹木を好む植物など多種多様です。


今回は、マツについての話しを少し。

マツにはアカマツとクロマツがあります。
見分け方は、目で見て見分ける場合は幹色。
実際に葉っぱを触って見分ける場合は、
クロマツは葉っぱが堅いので少しいたいです。
アカマツは葉っぱが柔らかいので
クロマツよりは余り痛くありません。

アカマツとクロマツは、
同じマツでも好む環境が違います。
例えば、海辺に生えているのは、クロマツ。
クロマツはアルカリ性の土を好む植物で、
海岸の土は、貝殻などの影響で
アルカリ性の土になっています。
逆にアカマツは酸性を好みます。

同じマツでも好みが違います。
アカマツとクロマツで好みが違いますが、
他には、育った地域の気候や風土の違いがあれば
好む環境も違います。

日本庭園でよく使用されるマツ。
その、マツを見守る方法の一つとして、
それぞれのマツの育った環境から考えられる
マツの好みを読み取り、好みに適した環境に
する事が一番大切です。

この「好み」を知る事が、最初の一歩です。
これなくしては語れません。
人も同じですね!!!


前回の続きで、マツ枯れの原因となる
カミキリ(ほとんどは、マツノマダラカミキリ)についてです。

カミキリの活動は、5月頃から8月頃までで
センチュウ(線虫)がカミキリの体内から松へ乗り移ります。
この時期は成長期で、よくマツの新芽や枝をかみます。
そこからセンチュウ(線虫)がマツにはいります。

7月頃から10月頃に、発病・衰弱しマツが枯れます。
7月頃から9月頃は繁栄の時期。子孫を残すためにはげむ時期です。
この時期に、枯死したマツにカミキリが産卵を行います。

枯れる症状は、マツの葉が茶色になる事があります。
それが多く点在していき、大きな枝全体に枯れが多くなると
センチュウ(線虫)に浸食している可能性が高くなります。

枯れが多くなってきたら、センチュウに浸食されているか、
調べる事ができます。
枝を専門の研究所にもっていけば無料で調べて頂けます。

センチュウの検出方法は、
枝を一定時間水につけて検出します。

庭園の主要木によく使用されるマツ。
今後も課題がたくさんあります。


日本庭園の樹木は、各樹木に役割(役木)があります。
正真木は、庭の中で主木であり、庭の景の中心となります。
マツなど常緑の高木が使用される事が多いです。
景養木は、正真木を景観的に補う樹木となります。
正真木が針葉樹であれば、広葉樹を使用し、広葉樹なら針葉樹を使用します。
他にも役木は、寂然木、夕陽木、見越しのマツなど、たくさんあります。

この役木は江戸時代の「築山庭造伝」などに紹介されており、
現在も日本庭園造りの際、参考として伝承されています。

役木の中でよく使用されるのが、マツです。

現代では、マツは管理が難しく枯れ問題が無くなる事はありません。

マツが枯れる原因のおおくは、カミキリ虫の中にいる寄生虫(線虫)です。
寄生虫(線虫)が寄生しているカミキリ虫が、マツの枝をかみ、
かんだ所から線虫が枝の中に入ります。
センチュウは、枝から幹へと浸食していき、
マツは活動停止となり枯れていきます。

これを防止する方法は以下の2つ
・外的薬にて、カミキリ虫がよってこないようにする
・内的薬にて、センチュウから守る
人間も同じで、手洗いなどが外的対応方法。
薬などが内的対応方法。

でも、山や海で人の手が加えられてない松で枯れてないのはあるがなぜ?
と思います。

先日、マツの専門家にお聞きしたところ、
「カミキリ虫など虫は、弱ったマツにとまる」とまるとのこと。
今でも自然に生えているマツは、強いって事。

人間は詐欺をするとき、ガタイのいい人間に喧嘩はうらないですよね。
害虫と呼ばれる虫たちも、強そうなマツには喧嘩は売らないみたいです!!

人に育てられた松は、自然界では弱いようです。
今後は人に育てられても喧嘩場等なマツを育てますっ!!!


広島市に制定されている花は知っていますか?

市の花は、夾竹桃(キョウチクトウ)です。
なぜこの花が選ばれたかというと
1945年(昭和20年)8月6日の原爆が投下された後、
75年間草木も生えないといわれていましたが、
いち早く咲いた花だったのです。

原爆の後、復興に懸命に努力をしていた人々に
希望と力を与えてくれました。

夾竹桃(キョウチクトウ)開花は夏時期で
8月6日の平和記念日に花が咲きます。


原爆被害に対して、人間は科学的に様々な被害を
予測していますが、自然は予測でははかれません。

人間が生きていく過程の中で、未来への予測は必要ですが
それに恐れず前に進めば未来はひらけると思います。

今年の夏に夾竹桃がさくのが楽しみです。


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