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庭園空間におけるリズム。

石の顔を感じ、石をリズムよく配置する。
背の高さも顔も国も違う人が並んでいるように。

石のリズムは流れをつくり山へ、空へと広がりを見せる。

時に水の流れにそって。
水の流れの速さによって石は表情を変える。
時に流れに逆らう顔をした石。
流れにそった顔をした石。

世の中の流れに対して表情を変える、生き方も違う人間のように。

石の表情、流れと共に、高木低木たちがリズムにのり新たなリズム
をリンクさせる。

そこに歩く人さえもリズムと合有する。

様々な風景のリズムが、様々な距離や時間をかけあわせる。

風・光によりずべてを無限空間へと誘う。


以上は、きれいな空間。
でも、きれいなリズムでの空間は、広がりに限界がある。

感じる事ができないから、、、、
個々の頭の中で感じる事ができないから、、、

個々の頭で、想念の世界を個々が持てる空間を
リズムと共にツクルには???


それはリズムをツクリながら、リズムを崩す事。
広がりをみせながら、広がりを止めること。
広がりにスキマをつくること。

風景全体をミエナイとつくれない。

植冶の庭で感じた風景。。。。



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少しずつ進めよう。

やり方は自分次第。。
すべては自分次第。。。

いろんな人の批評を受けながら。。。

すべてを自分達で決めていく。
その責任も含め。

楽しみで仕方ない。



庭園の石組みは、隙間なく据置かないと水が護岸背面に
入りこみ土が池に溶け出し護岸石が崩れてしまう。
これらを治す際、崩れないように護岸石を隙間なく
置き、護岸石と護岸石の間に小さな石をいれ、池水からの浸食を防ぐ。

簡単に言葉で言えば述べた通りだが、誰でもできるものではない。
石の表情、周辺との関係。など様々な要素との関係を考えなければいけない。
そして、少しだけ石と石の間に〔透き〕をツクルことが大切であると考える。きちっと石を並べる事で石の崩れを防ぐ事ができるのだが、それでは窮屈な空間が出来上がる。

これらの考えは街並みにも言えるのではないだろうが?
家の外周。白い壁と竹の造作物の壁。どちらがゆるさ、近づきやすさ、心地よさや、興味をわくだろう??
少し、〔透き〕がある方が心地いい。

これらは、人にも言える。
見た目がビシッとして言葉づかいもビシッとしている人。
どこか、だらけたというか透きのある人間の方か近寄りやすしい。

空間にも〔透き〕があることで、体感する人はその〔透き〕を通して自分の空間として認識する。


〔透き〕を述べるのは簡単だが、〔透き〕のあるモノをつくり考えるのは、それらをツクッテいるものを〔見立て〕によって認識できる力が必要である。
これらを得るには、〔ミル〕そして〔体感〕するしかない!!!


現在某庭園修復の仕事にかかわらさせて頂いている。
その関係で石材屋の見学に行ってきた。

そこは、手作業で仕上げをしている。
なぜなら、石の断面の表情が違うからである。
どこの面も均一な部分はなく、それらを仕上げる際は
箇所によって力加減を変え、道具を変え、石の表情を魅力あるカタチへと
仕上げていくのである。

これらのはじまりには人の【見立て】からである。
今後、【見立て】について書きとめていこうと思う。





一年前にこのプログを創めたのだが、ネット環境が整わず断念していた・・

が、2007年4月7日に【7+4】という会社をGと共に立ち上げ、
ネット環境が整ったのをきっかけに、Ken Bukohプログのアップをきめた。

このプログは、日常の行動と共に、考えを書きとめ、Ken Bukohの深層に迫る事を目的とする。
深層(みえない自分)はどのように<そんざい>し、どのように<へんか>するのか楽しみだ。

*当初、英語でプログのアップを考えていたのだが、自分の陳腐な英文さにあきれてしまい、日本語でのプログアップにきりかえた。
今後、英語力がついたら、再び英語でのプログアップに切り替える。
予定・・・


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