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Ken Bukoh
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Ken Bukohの2010年の言葉は

【改過自新】
  
(かいかじしん)


意味は「自分の過ちは素直に認め面目を一新すること」です。

これまで、歩んだきた人生の中に、人はみな「過ち」を繰り返しています。
その「過ち」に気がつくことが初まりです。

まず、その「過ち」に素直に向き合うこと。
そして、その「過ち」を一新すること。

これが、今年のテーマです。

今年は、できるでけたくさんの
「過」「違」をみつけ
「改」「新」に変革していく年です。

新年のあいさつにて
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つくりたい庭(に)前編で、自然(植物)との会話について
書きましたが、自然との会話よりも先に考えないといけない
大切なことがあります。

それは、【周辺風景との関係】です。

現代の庭をつくる時は、周辺風景との関係を考えることが複雑になります。
建てものは、洋風、和風、和洋折中であったり
そこに住む人々も、十人十色の価値観です。

これらを総合的に読み取っても、
混沌の世界で思考しているだけであって
純粋に周辺風景を読み取っているわけではありません。

結果、このアプローチだと、庭ではないとわたしは考えます。

これが、現在の現代ランドスケープの限界だといえます。

これらの価値でつくられた庭は、完成時はすばらしいと感じても、
時空には耐えれません。

時空を超えることのできる庭こそが、本物だとわたしは思います。


庭は、空間の芸術でもあり、時間の芸術だからです。


よって、わたしの「つくりたい庭」は、
時空を超えることのできる庭であり、
その中でも、黎明となりゆくような庭です


つまり・・・【初まりの庭】

すべてのはじまりの空間であり、
今後、時代のさまざまなメッセージや想いが
蓄積され、変化し続ける庭。


そんな、庭がつくれるとしたら、、、

現代の都市が、空から土がふってきて、
都市ごと埋もれてしまいます。

起伏のできた、土の層に植物が自然に顔をだしていきます。

そんな場所に、庭をつくる場所をいちから読み解き、
あるべき場所に庭をつくります。


そんな場所と出会えれば
【初まりの庭】はつくれるかな。


今日もそんな妄想的庭園を作庭しています(笑)


今回は、つくりたい庭シリーズ(に)について書きとめます。

まずは、庭をつくるときに考える内容について自論を簡単に。

庭と向き合う時、2つのことを大切に考えて進めます。
①周辺風景との関係
②自然(植物)との会話

周辺の建てものとの関係や、庭のもつ機能などと共に
全体の風景を捉え、どのような庭がここに相応しいのか
考えるこが大切です。

また、現況の読取りと共に、自然(植物)との対話を
繰り返すことも大切です。

自然(植物)は一年の中で四季折々に表情を変えます。
年月が経つと植物は成長し、庭の風景は変わります。
自然(植物)との会話が出来ていない庭は
未来の風景がみえず、これらの変化に対応できない庭になっています。

過去につくられた庭の中には、これらの変化に対応できず

悲しい顔をしている庭はたくさんあります。

これまで、京都の庭を主に「いきたい庭」シリーズにして
書き留めてきたのは、変化に対応できず、悲しい顔をしている庭が
京都には少ないと思うからです。

京都の庭の多くは庭が変化しても、それらに対応できる人々が多いので、
いい顔をしている庭が自然と多くなります。

歴史を積み重ねてきた庭は、
そこに関わった人々の想いが、庭の表情に如実にあらわれています。

いらない化粧をしている庭も多いのですが(笑)


京都、高山寺に行ってきました。

京都世界遺産のお寺のひとつ。

13世紀初めに明恵上人が再建した寺院。栂尾山(とがおやま)にあり、後鳥羽上皇から「日出先照高山之寺」の勅願を得たことで知られる。

紅葉の名所として知られる。
栄西禅師が中国から持ち帰った茶種を開祖・明恵上人が植えた
という日本最古の茶園があります。

石水院は、明恵上人の住居跡と伝えられています。
こけら葺の簡素なたたずまいで、鎌倉時代の住宅建築をしのばせる。


もみじが有名なお寺です。
もみじが紅葉する前の風景を認識したくて。。。


いつも紅葉がはじまってみに行く事が多いいです。
京都も11月辺りは、観光客が多くなります。

紅葉した風景は、自然の色が調和して一時期の
すばらしい風景をつくりだします。

その、風景をつくる前の緑色の風景をみることで、
季節の変化や、季節が創りだす風景の魅力を感じる事ができると思います。


人の変化も同じく、変化した後は、
その時の人として最高の人になっていると思います。

変化する前と変化した後を認識することが、
本来の最高の人になっていると思います。


全体をみるくもりなきまなこで。。。。


つくりたい庭シリーズをとめて
ちょっと一息。

いきたい庭(なな)シリーズでとりあげた
苔寺。行ってきました。
■■■

簡単に感想を書き留め。



西芳寺の庭を見て感じたことは、苔の多さです。
あたり一面に苔が絨毯のように育っていました。
お寺側の調査では120種類もの苔が生きていると言われています。
実際目に飛び込んできた苔は10種類くらいでした。
園路を歩くと場所によって冷たい空気を感じる所がいくつもあり、
冷たい空気を感じる場所の苔が活き活きとし、
空気も湿り気と涼しさがあり、
心地よさを感じた。

木漏れ日や光など,
山から吹き下ろす風などが清らかな
冷たい空気をつくりだしていました。
このような空気が、この庭の特色だと感じました。

山間の場所に創りだされた庭で、
谷は涼しく苔も育ちやすい場所です。
その苔を利用しつくった庭は、
自然に育つ「いきもの」を理解して、
庭を構成して創った庭としてすばらしいと私は思いました。

庭には、二羽のニワトリがいる。。。。

簡単な感想。。。。


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